ダイヤモンドのブランドカオスマップ

ダイヤモンド

ダイヤモンドのブランド8選(ジュエリー&カッターズ)

ダイヤモンドでブランドと言えば、まず出てくるのがティファニー、カルティエ、ハリー・ウィンストン、デビアスと国際ブランドが有名で、ティファニーはその中でも幅広い層、そして世界中から人気があります。カオスマップを見て頂けると分かって頂けるのですが、実はこの記事で紹介する他にも魅力的なブランド群は多いんです。

執筆者はしまだです。米国宝石学協会GIAホルダー、年間30件以上の鑑定に携わる。現在、Gem-A FGA取得に向けて研鑽しています。記事の編集ポリシー・レビューガイドラインも併せてご確認ください。

ダイヤモンドのジュエリーブランド

世界のダイヤモンドはアメリカに集まると揶揄され、性別や人種を問わず根強い人気があります。

ダイヤモンドのブランドはアメリカから広まったと言っても過言ではありません。今や誰もが一度は耳にした事があるであろうキャッチコピー、”ダイヤモンドは永遠A Diamond is Forever”もアメリカ人であるフランシス・ゲレティ(Frances Gerety)がデビアス社で考案した事は有名です。

ダイヤモンドが一般大衆に浸透する決め手となったのはブランドの影響だけではありません。「紳士は金髪がお好き」で主演を演じたマリリンモンローがピンク色のサテンドレスを身に纏い、首元にネックレスが2つ、腕にブレスレットが4つ、耳には鎖骨まで届きそうなイヤリング、それら全て本物で自分を飾り立てスクリーンに登場した彼女に皆が憧れたんです。どんなブランドでも良いから、とにかくダイヤモンドが欲しい・・・と。

確かにアメリカのブランドは魅力的で四大宝石商の2ブランドが存在しますが、カルティエやヴァンクリーフ&アーペルはフランスのブランドです。世界五大ジュエラーと呼ばれるのはブルガリ(イタリア)を加えたブランド群の総称です。日本にも魅力的なブランドは数多く存在します。日本のブランドで人気があるのはアガットとミキモトでしょう。

世界一のブランドはティファニーで決まりか

ティファニーは世界一人気があるブランドだと言っても過言ではありません。

そのブランドを世界一として印象づけたのはオードリー・ヘプバーン、そう「ティファニーで朝食を(1961)」がきっかけです。ティファニーを代表する128.54カラットのクッションカット仕上げのファンシー・イエロー・ダイヤモンドを貸し出し、世界中が魅了されました。今では幅広い価格帯で世界中に店舗があり気軽にダイヤモンドを身につけられる、世界一のブランドだと言われる所以でしょう。

カルティエはジュエリーブランドの貫禄を見せつける

カルティエはアイコンジュエリーでもあるトリニティとLOVEが人気があり、数あるブランドの中でもジュエリーデザインに注目を集めているブランドです。

”王の宝石商、宝石商の王 Jeweller of kings, king of jewellers”と呼ばれ、英国からはロイヤルワラントを授かり、現在もヨーロッパ16か国の王室御用達ジュエリーブランドとして名を連ねています。実は、バゲットカットを開発したブランドとしても有名で、アンティークジュエリーではその貫禄に根強い人気があります。

いつかはハリー・ウィンストンのダイヤモンドリングを

ハリー・ウィンストンは”キング・オブ・ダイヤモンド King of diamond”と呼ばれています。

創業者は宝石学者で、世界最大級のダイヤモンド(ヴァルカス)のカットを行うなど、このブランドの特徴は品質を追求していて誰もが最上級のダイヤモンドを手に入れる事ができるブランドとして人気を集めています。日本ではDAIGO(歌手)が婚約の際に女優北川景子(女優)へ2カラットのリングを贈った事が有名で、ブランド効果も相まってハリー・ウィンストンのリングがいつか欲しいと人気を集めています。

スイートテンダイヤモンドで人気なのはデビアス

スイートテンというキャッチコピーの産みの親であるブランドはデビアスで人気があります。

90年代のCMはその懐かしさと印象に今でも根強い人気があり、結婚10周年記念(錫婚式)に10石もしくは1.0カラットのダイヤモンドを贈る風習が現在でも一部で続いています。CMのようなスイートテンの10石タイプのデザインはデビアスに限らず人気ブランドは見かけなくなりました。やはり、ブランドと言うより、ダイヤモンドの品質(条件)を落としてでも1カラットのダイヤモンドジュエリーに人気が集まっているようです。

スイートテンダイヤモンドに興味がある方はこちらの記事がおすすめです。

アガットは流行に左右されないダイヤモンドをあなたに

日本国内ブランドではアガットが幅広い年代から人気を集めています。

天然石を使ったジュエリーの品揃えも多く、時代に左右されないデザインが特徴で、良質なアンティークジュエリーのようなデザインを気軽に手に入れられます。海外のブランドにありがちな派手なジュエリーに比べ、日常使いするのに気を使わなくて良いので人気が高い理由が伺えます。

ミキモトは国内ブランド老舗筆頭

ミキモトは真珠だけでなくダイヤモンドも古くから扱っています。

一般的な品質基準である4Cに加えて「クライテリオン」といって輝きを重視した独自の基準によって美しいダイヤモンドを選定しています。コレクションではデザインの選択肢が少ないですが、実はルースから選べるセミ・フルミオーダーするサービスもあります。

世界三大カッターズブランドが狙い目?

さて、これまではジュエリー系の人気ブランドを紹介しましたが、違う切り口のブランドを紹介します。

ダイヤモンドの品質は4C(カラット、カット、カラー、クラリティ)と呼ばれる項目それぞれから評価されます。特にカットは輝きに最も影響を与え、4Cの中で最も重要だと評価している人も少なくありません。長年、世界中のブランドへダイヤモンドを卸す事に専念してたようなカッターズブランドが自らブランドを立ち上げる訳です。

デザインや買取価格はジュエリーブランドの方が人気があるため遅れを取りますが、ブランドより価格を抑えて、より高品質なジュエリーを手に入れたい人には狙い目の世界三大カッターズブランドです。

ラザールダイヤモンドは世界三大カッターズブランドで1番人気

ラザールダイヤモンドはアメリカのカッターズブランドです。

世界三大カッターズブランドの中で最もデザインが多く、人気が集まっています。アイデアルメイクと呼ばれるラウンドカットを開発し、1980年まではGIA(米国宝石学会)の鑑定の際には教材見本となるダイヤモンドとしてラザール・ダイヤモンドが使用された事もあり、遠くから見ると一般のダイヤモンドより大きく見え理想的なカットと呼ばれています。世界三大カッターズブランドの比較として、輝きはファイヤー(虹色の光)でモダンデザインです。

ロイヤル・アッシャーはオランダ王室御用達

ロイヤル・アッシャーはオランダのカッターズブランドです。

世界史上最大、3,106ctのダイヤモンド原石「カリナン」のカットを行った実績とトリリアントカット、アッシャーカット、ロイヤル・アッシャーカット等のカッティング技術を開発し技術力の高さが評価され、オランダ王室から「ロイヤル」の称号を授けられています。世界三大カッターズブランドの比較として、輝きはブライトネス(白色の光)でクラシックデザインです。

モニッケンダムは英国王室御用達

モニッケンダムはイギリスのカッターズブランドです。

エリザベス女王のダイヤモンドジュエリーのカットを任され、現在の王冠にもモニッケンダムがカットしたダイヤモンドが輝いています。世界三大カッターズブランドの比較として、輝きはブライトネス(白色の光)でクラシックデザインです。

人工ダイヤモンドはブランドあるの?

人工ダイヤモンドにもブランドはあります。

同じ予算で天然に比べて数倍は品質のある人工ダイヤモンドから選択できます。海外では天然に比べてエシカル、サスティナブルとも呼ばれて市場が急成長しています。日本ブランドも2018年から日本初の人工ダイヤモンドブランドが生まれ、各ブランドが参入しています。詳しくはこちらの記事をおすすめします。

あとがき

とにかくダイヤモンドに拘りたい人はダイヤモンドを選ぶ基準をブランドから外すという考えも1つかもしれません。

ブランドなんて関係ない、だからをルース(原石)から買って、オーダーメイドジュエリーを制作する人もいます。ブランドを買わない訳ですから、安物を相場より高く買わされ価値のないダイヤモンドを手にするリスクもあります。自分なりに考えがあって、入念にダイヤモンドに関する知識や情報を下調べできる上級者向けでしょう。

参考書籍

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