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ダイヤモンドでブランドと言えば、まず出てくるのがティファニー、カルティエ、ハリー・ウィンストンでしょうか。この記事では世界的に有名で歴史ある信頼あるブランドを厳選して紹介します。例えば、世界5大宝石商、パリではグランサンクと呼ばれる5大ジュエラー、世界3大カッターズブランド、日本国内2大ブランドの魅力を紹介します。ダイヤモンドのブランド探しなら、最低でもこれらを知っておけば困る事はないでしょう。
執筆者はしまだです。米国宝石学協会GIAホルダー、年間30件以上の鑑定に携わる。現在、Gem-A FGA取得に向けて研鑽しています。記事の編集ポリシー・レビューガイドラインも併せてご確認ください。
ダイヤモンドのジュエリーブランド
世界のダイヤモンドはアメリカに集まると揶揄され、性別や人種を問わず根強い人気があります。
ダイヤモンドのブランドはアメリカから広まったと言っても過言ではありません。今や誰もが一度は耳にした事があるであろうキャッチコピー、”ダイヤモンドは永遠A Diamond is Forever”もアメリカ人であるフランシス・ゲレティ(Frances Gerety)がデビアス社で考案した事は有名です。
ダイヤモンドが一般大衆に浸透する決め手となったのはブランドの影響だけではありません。「紳士は金髪がお好き」で主演を演じたマリリンモンローがピンク色のサテンドレスを身に纏い、首元にネックレスが2つ、腕にブレスレットが4つ、耳には鎖骨まで届きそうなイヤリング、それら全て本物で自分を飾り立てスクリーンに登場した彼女に皆が憧れたんです。どんなブランドでも良いから、とにかくダイヤモンドが欲しい・・・と。
ジュエリーの歴史を牽引してきた世界5大宝石商
世界5大宝石商と呼ばれているブランドは、「ティファニー・ハリーウィンストン・カルティエ・ヴァンクリーフ&アーペル・ブルガリ」です。
アメリカを代表するブランドとして、ティファニーやハリーウィンストン。フランスを代表するブランドとして、カルティエやヴァンクリーフ&アーペルはフランス。そして、イタリアを代表するブルガリです。これら5つのブランドは、世界5大宝石商や世界5大ジュエラーとも呼ばれ世界中から人気を集めています。
これらのブランドの中でも、特にティファニー・ハリーウィンストン・カルティエは歴史や人気など名実共に群を抜いています。
海外ブランド全般に関しては、トレンド調査をした記事でまとめていますので、併せてご覧ください。
世界一のブランドはティファニーで決まりか
ティファニー(Tiffany)は世界一人気があるブランドだと言っても過言ではありません。
そのブランドを世界一として印象づけたのはオードリー・ヘプバーン、そう「ティファニーで朝食を(1961)」がきっかけです。ティファニーを代表する128.54カラットのクッションカット仕上げのファンシー・イエロー・ダイヤモンドを貸し出し、世界中が魅了されました。今では幅広い価格帯で世界中に店舗があり気軽にダイヤモンドを身につけられる、世界一のブランドだと言われる所以でしょう。
カルティエはジュエリーブランドの貫禄を見せつける
カルティエ(Cartier)はアイコンジュエリーでもあるトリニティとLOVEが人気があり、数あるブランドの中でもジュエリーデザインに注目を集めているブランドです。
”王の宝石商、宝石商の王 Jeweller of kings, king of jewellers”と呼ばれ、英国からはロイヤルワラントを授かり、現在もヨーロッパ16か国の王室御用達ジュエリーブランドとして名を連ねています。実は、バゲットカットを開発したブランドとしても有名で、アンティークジュエリーではその貫禄に根強い人気があります。
いつかはハリー・ウィンストンのダイヤモンドリングを
ハリー・ウィンストン(Harry Winston)は”キング・オブ・ダイヤモンド”と呼ばれ、ダイヤの品質に定評のあるブランドです。
創業者は宝石学者で、世界最大級のダイヤモンド(ヴァルカス)のカットを行うなど、このブランドの特徴は品質を追求していて誰もが最上級のダイヤモンドを手に入れる事ができるブランドとして人気を集めています。
日本ではDAIGO(歌手)が婚約の際に女優北川景子(女優)へ2カラットのリングを贈った事が有名で、ブランド効果も相まってハリー・ウィンストンのリングがいつか欲しいと人気を集めています。
古代ローマの魅力を現代に届けるタイムレスなブルカリ
ブルガリ(Bvlgari)は古代ローマを彷彿させるエキゾチックなブランドです。
ブルガリの魅力はなんと言っても色使いが有名で、デザインに合わせた大胆なカラーストーン(ルビー、サファイア、オニキスなど)が美しく、世界中から人気を集めています。古代ローマでは、蛇は永遠のシンボルとも言われ、ブルガリのルーツを象徴するデザインとなっています。
オードリー・ヘップバーンやエリザベス・テイラーといった著名人がブルガリのファンであることを公言したことも人気の拍車をかけてゆきました。
自然界の美しさをジュエリーに落とし込むヴァンクリーフ&アーペル
ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)は自然界の美しさを身に纏えるブランドです。
後ほど紹介するグランサンクとしても名を連ね、花を始めとした自然にあるモチーフが美しく、世界中から人気を集めています。爪を表に出さないミステリーセッティングといった独自の技法によって、生まれる美しい曲線がデザイン性を高めています。
イラン王妃の王冠を製作するなど王室ジュエリーへの造詣も深く、現在はモナコ王室御用達ブランドとしても有名です。
パリ5大ジュエラーとして有名なグランサンク
グランサンクと呼ばれているブランドは、「メレリオ・ショーメ・モーブッサン・ブシュロン・ヴァンクリーフ&アーペル」です。
グランサンクはフランス語で、翻訳すると5大という意味で、現地フランスではそういった括りで呼ぶ事はありません。フランス高級宝飾店協会に所属していた5ブランドを日本ではグランサンクと呼び定着しました。フランス国内から世界へ進出した多くのブランドはグランサンクが集まるヴァンドーム広場から始まったと言われています。
いずれのブランドも特徴がはっきり分かれていて、各ブランドを代表するコレクションはどれも手にする価値があります。
細かなデザインと大胆な色石使いのメレリオ
メレリオ(MELLERIO)は1613年に創業したグランサンクで最も歴史があるブランドです。
ヨーロッパでは最古のブランドと呼ばれ、創業家が今もなお経営している珍しいブランドです。ハイジュエリーを中心に扱うブランドとして、細かなデザインが美しく、ゴールド系とカラーストーン(サファイア、ルビー、エメラルドなど)との相性は抜群です。
ファッションの女王との呼び声も高い、あのフランス王妃マリー・アントワネットに愛されたブランドとしても有名で、王妃のジュエラーとして各国の王室から注目されています。
主張し過ぎないエレガンスさが上品なショーメ
ショーメ(Chaumet)は各国のティアラを作ってきたブランドです。
皇帝ナポレオンに惚れ込まれたのをきっかけに、世界中の王室ティアラを製作してきました。ハイジュエリーは勿論、ティアラ製作で得たデザインや技法を落とし込んだコレクションが多く、芸術性の高さが魅力のブランドです。
ショパン最後の家に本店を構えている事も影響していて、音楽家から人気の高いブランドとして注目されています。
華やかな組み合わせが美しいブシュロン
ブシュロン(Boucheron)はヴァンドーム広場にジュエラーとして初めてブティックを構えたブランドです。
ハイジュエリーでの信頼や定評は長年あったものの、キャトルコレクションの発表によって知名度が大きく拡大しました。ブランドの真髄を感じさせるストーリーが見事で、ヴァンドーム広場で積み重ねてきた歴史や文化をデザインを通して身につける事が魅力です。
カラフルな色石使いで魅了するモーブッサン
モーブッサン(Mauboussin)は路面店こそ日本から撤退しましたが、百貨店での取り扱いがあります。
サファイアやルビー、エメラルドを始めとした様々なカラーストーンが美しく、躊躇なく大きなカラットの宝石を大胆にセッティングしたデザインがモーブッサンの魅力です。他のブランドにはないカラーストーンとダイヤの組み合わせは珍しく、非日常を演出してくれる存在感があります。
本質的なデザインが普遍的な美しさを奏でるヴァンクリーフ&アーペル
ヴァンクリーフ&アーペルはグランサンクとも呼ばれますが、世界5大宝石商としての知名度の方が高いでしょう。
1906年創業とグランサンクの中ではヴァンクリーフ&アーペルが最も新しいブランドですが、グランサンクの中では最も人気があります。それも、四つ葉のモチーフが幸福を連想させるアルハンブラコレクションが世界的にヒットしたからと言っても過言ではありません。
世界3大カッターズブランドが狙い目?
さて、これまではジュエリー系の人気ブランドを紹介しましたが、違う切り口のブランドを紹介します。
ダイヤモンドの品質は4C(カラット、カット、カラー、クラリティ)と呼ばれる項目それぞれから評価されます。特にカットは輝きに最も影響を与え、4Cの中で最も重要だと評価している人も少なくありません。長年、世界中のブランドへダイヤモンドを卸す事に専念してたようなカッターズブランドが自らブランドを立ち上げる訳です。
デザインや買取価格はジュエリーブランドの方が人気があるため遅れを取りますが、ブランドより価格を抑えて、より高品質なジュエリーを手に入れたい人には狙い目の世界三大カッターズブランドです。
ラザールダイヤモンドは世界三大カッターズブランドで1番人気
ラザールダイヤモンド(LAZARE DIAMOND)はアメリカのカッターズブランドです。
世界三大カッターズブランドの中で最もデザインが多く、人気が集まっています。アイデアルメイクと呼ばれるラウンドカットを開発し、1980年まではGIA(米国宝石学会)の鑑定の際には教材見本となるダイヤモンドとしてラザール・ダイヤモンドが使用された事もあり、遠くから見ると一般のダイヤモンドより大きく見え理想的なカットと呼ばれています。世界三大カッターズブランドの比較として、輝きはファイヤー(虹色の光)でモダンデザインです。
ラザールダイヤに関してはこちらの記事で掘り下げて紹介していますので、併せてご覧ください。
ロイヤル・アッシャーはオランダ王室御用達
ロイヤル・アッシャー(Royal asscher)はオランダのカッターズブランドです。
世界史上最大、3,106ctのダイヤモンド原石「カリナン」のカットを行った実績とトリリアントカット、アッシャーカット、ロイヤル・アッシャーカット等のカッティング技術を開発し技術力の高さが評価され、オランダ王室から「ロイヤル」の称号を授けられています。世界三大カッターズブランドの比較として、輝きはブライトネス(白色の光)でクラシックデザインです。
モニッケンダムは英国王室御用達
モニッケンダム(Monnickendam)はイギリスのカッターズブランドです。
エリザベス女王のダイヤモンドジュエリーのカットを任され、現在の王冠にもモニッケンダムがカットしたダイヤモンドが輝いています。世界三大カッターズブランドの比較として、輝きはブライトネス(白色の光)でクラシックデザインです。
老舗が集う日本国内2大ブランド
日本国内3大ブランドは、「ミキモト・タサキ」です。
国内の最大手ブランドは老舗ブランドが揃いました。創業(1899年)から123年のミキモト、創業(1954年)から68年のタサキです。いずれも、祖業はダイヤでなく真珠だった事も日本らしいのではないでしょうか。
ちなみに、日本を代表する老舗であるウエダジュエラー(1884年)は、他ブランドと比べ小規模なため今回の記事からは外しました。
日本国内ブランド全般に関しては、トレンド調査をした記事でまとめていますので、併せてご覧ください。
ミキモトは国内ブランド老舗筆頭
ミキモト(MIKIMOTO)は真珠だけでなくダイヤモンドも古くから扱ってるブランドです。
一般的な品質基準である4Cに加えて「クライテリオン」といって輝きを重視した独自の基準によって美しいダイヤモンドを選定しています。コレクションではデザインの選択肢が少ないですが、実はルースから選べるセミ・フルミオーダーするサービスもあります。クラシカルなデザインを中心に、パールと組み合わせたダイヤモンドジュエリーは間違いなく日本を代表するブランドでしょう。
ファッショントレンドに敏感なタサキ
タサキ(TASAKI)も真珠とダイヤの組み合わせが上手いブランドです。
世界からはデザイン性の高さが評価され、タサキはハイジュエリーの方が認知度があります。一目で分かるモダンなデザインを中心にダイヤと大胆なパール使いが斬新で美しく、ミキモトに比べてエキゾチックなデザインが得意です。
人工ダイヤモンドはブランドあるの?
人工ダイヤモンドにもブランドはあります。
同じ予算で天然に比べて数倍は品質のある人工ダイヤモンドから選択できます。海外では天然に比べてエシカル、サスティナブルとも呼ばれて市場が急成長しています。日本ブランドも2018年から日本初の人工ダイヤモンドブランドが生まれ、各ブランドが参入しています。詳しくはこちらの記事をおすすめします。
あとがき
とにかくダイヤモンドに拘りたい人はダイヤモンドを選ぶ基準をブランドから外すという考えも1つかもしれません。
ブランドなんて関係ない、だからをルース(原石)から買って、オーダーメイドジュエリーを制作する人もいます。ブランドを買わない訳ですから、安物を相場より高く買わされ価値のないダイヤモンドを手にするリスクもあります。自分なりに考えがあって、入念にダイヤモンドに関する知識や情報を下調べできる中・上級者向けでしょう。