ティファニー(Tiffany)ネックレスのトレンド調査をしました。ティファニーではネックレスが1番の売れ筋で、オープンハート、バイザヤード、ティスマイル、ビーンズはティファニーでも4大コレクションと呼ばれ日本だけでなく世界的に人気があります。これら4大コレクションの人気ランキングを紹介します。
執筆者はしまだです。米国宝石学協会GIAホルダー、年間30件以上の鑑定に携わる。現在、Gem-A FGA取得に向けて研鑽しています。記事の編集ポリシー・レビューガイドラインも併せてご確認ください。
第1位:ティファニーオープンハート
第1位はティファニーオープンハートです。
オープンハートコレクションはその名の通り、ハートモチーフが特徴的で「愛することへの祝福」コンセプトにしています。今ではティファニー以外でも似たようなモチーフが出回っていますが、ぷっくり丸みを帯びた素材感とシンプルなモチーフデザインはオープンハートならではの魅力でしょう。
4大コレクションの中で最も安い定番の11mmペンダントトップだとスターリングシルバー(3.8万円)から選べるため、お手軽なのも魅力です。
シルバーやゴールド(イエロー・ローズ)でシンプルなネックレスを嗜むも良し、クリスタルやブラックジェード、ターコイズなど異素材との組み合わせを楽しんでも良し、100万円を超えるような贅沢なパヴェダイヤで華やかさを味わっても良し、ティファニーオープンハートは様々なニーズに応えてくれるネックレスでしょう。
オープンハートに関してはこちらの記事で掘り下げて紹介していますので、併せてご覧ください。
第2位:ティファニーバイザヤード
第2位はティファニーバイザヤードです。
バイザヤードコレクションは、一日中、毎日、そしていつでも身に着けられるシンプルなデザインなのでダイヤモンドの在り方を永遠に変えてくれるように設計されています。
バイザヤードは4大コレクションの中では唯一、ダイヤモンドそのものがコンセプトに組み込まれています。一粒の光の雫が肌の上で揺らめくようなデザインが魅力的で、ティファニーを代表するダイヤモンドジュエリーと言っても過言ではありません。
小さなカラット(0.05カラット)であれば12.3万円から選べ、一粒1カラットを超えるバイザヤードネックレスも国内在庫次第で選ぶことが可能(値段は4C次第、少なくとも200万オーバー)です。バイザヤードは脇役ジュエリーとして、自分自身を主役へと引き立ててくれます。
ネックレス単品でも楽しめますが、ピアスやブレスレットなど他のバイザヤードコレクションと併せて身につければ、贅沢な脇役同士の演出によってティファニーの世界へ主役として誘ってくれます。
バイザヤードに関してはこちらの記事で掘り下げて紹介していますので、併せてご覧ください。
第3位:ティファニーティスマイル
第3位はティファニーティスマイルです。
ティファニーTのスマイルネックレスは、その名の通りスマイル(ニコちゃん)をモチーフとして「幸せを象徴する笑顔とその繋がり」をコンセプトにされています。
発表された2014年以来人気がありましたが、石原さとみ演じる「アンナチュラル」に衣装提供された事をきっかけに、トレンドに拍車がかかりました。その他にも芸能人たちの着用がプライベートでもよく目撃されています。
スマイルネックレスの魅力は、シンプルでありながら存在感のあるデザインで、単品使いだけでなく重ね付けでアレンジできる事です。サイズ選びに一癖あるため悩み所はありますが、間違いなく主役級のネックレスとなってくれるでしょう。
ティスマイルに関してはこちらの記事で掘り下げて紹介していますので、併せてご覧ください。
第4位:ティファニービーンズ
第4位はティファニービーンズです。
ビーンデザイン(通称ビーンズ)という名の通り、リマ豆をモチーフにしたデザインで、自然が作り出したなめらかな曲線は官能的で、その興奮を生命の始まりとして表現されています。ビーンズは、オープンハートやバイザヤードなどをデザインしたティファニーを代表するデザイナーであるエルサ・ペレッティが手掛けています。
ヌメっとした有機的な艶感に、滑らかなシェイプが組み合わされた「つい触ってしまいたくなる」ほど官能的なビーンズは、オープンハートやバイザヤードにこそ人気は劣りますが、有機的で官能的なフォルムを特徴とするエルサ・ペレッティの才能が最も発揮されたコレクションとしても有名です。
ティファニービーンズに関してはこちらの記事で掘り下げて紹介していますので、併せてご覧ください。
あとがき
ティファニーはネックレスが1番人気です。
他のコレクションにも魅力的なネックレスはありますが、初めてのティファニーならば是非とも手にとって欲しいのが4大コレクションです。どれもティファニーを代表するのは勿論、世界的に有名なデザイナーがどれも手掛けています。中小ブランドにはない歴史と信頼、そしてデザイナーが演出するコレクションの世界観を存分に味わえるのはティファニーならではでしょう。