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ダイヤモンドがキラキラしない最も大きな原因は、光の影響によるものです。キラキラとした輝きは光の反射から生まれ、脂と馴染みやすいダイヤに皮脂汚れが蓄積し、キラキラしないダイヤへと成り下がってしまいます。自宅で行える洗浄方法、その他にもキラキラしない魅力的なダイヤも紹介します。
執筆者はしまだです。米国宝石学協会GIAホルダー、年間30件以上の鑑定に携わる。現在、Gem-A FGA取得に向けて研鑽しています。記事の編集ポリシー・レビューガイドラインも併せてご確認ください。
ダイヤモンドがキラキラしない原因
ダイヤモンドがキラキラしない原因は大きく2つあります。
ダイヤはリング、ネックレス、ピアス、いずれのジュエリーでも買った時には綺麗に洗浄されています。ショーケースに飾られたダイヤはキラキラと美しく輝いていたのに、自宅に持ち帰ると思った以上にキラキラしないと感じる人も少なくないでしょう。
ダイヤがキラキラしない最も大きな原因は光の影響(反射)です。ダイヤのキラキラは、明るさ(Brightness)、七色の光(Fire / Dispersion)、きらめき(scintillation)これら3つで構成されています。
スポットライトを浴びていない自然光の元では、条件次第でその輝きが限定されます。実際に、手で触っただけでもダイヤが曇ってしまいキラキラしなくなったという経験をお持ちの方も少なくないでしょう。
キラキラしないように変化したのは皮脂汚れのせい
ダイヤモンドがキラキラしない原因は皮脂汚れです。
ダイヤは脂が馴染みやすい親油性と水を弾いてしまう疏水性という特性があります。そのため、水だけで洗い流す方法だと皮脂や化粧品などの汚れだけが付着してしまい、汚れの層となって、光の反射を妨げてしまい、キラキラしない原因となってしまいます。
自宅で行えるダイヤの洗浄方法は、1カップ(200cc)のぬるま湯(ほぼ高温)に中性洗剤(食器・台所用)を数滴ほど溶かし、時間はぬるま湯が冷めるまで(30分前後)を目安とし、つけ置き洗いをしましょう。
ジュエリー専用のクロスやクリーナーもありますが、キラキラを維持するだけならば、簡易的な洗浄で十分です。自宅で揃う柔らかい歯ブラシを使って軽く磨き、柔らかな綿の布で拭き取りましょう。注意書きは必要ないかもしれませんが、キラキラを戻したいからと言って漂白剤、塩素系の洗浄剤など刺激の強い化学物質は使用してはいけません。
最寄りの宝飾店に持ち込めばキラキラが復元できる
最寄りの宝飾店に持ち込めばキラキラが復元できます。
例えば、クリーニングが面倒、今まで一度もクリーニングしていないので汚れが蓄積している可能性がある、といった場合には、専門家に任せてキラキラを復元してしまうのも手です。超音波洗浄器は溶液を介して低周波音波を送ることにより、液体を振動させて蓄積されたほこりや汚れを取り除きます。
マウンティングされたダイヤを揺らすため、互いに隣接してセッティングされているダイヤモンドのガードルを欠いたりするため、専門家による取扱いが必要で、多くの宝飾店には、超音波クリーニングに対応していて、ダイヤの緩みがあるかどうか点検もしてくれます。
実は、ダイヤモンドジュエリーと言っても、素材や年代(アンティーク)、構造などによって手入れのコツが違うため、素人では真似できません。費用は安ければ1,000円前後から受け付けてくれます。ダイヤモンドジュエリーでは、ダイヤが緩み爪から外れてしまう恐れもあるため、少なくとも数年に一度は最寄りの宝飾店にメンテナンスに出して、クリーニングと状態の点検を行いましょう。
キラキラしないのはカットのせい
ダイヤモンドがキラキラしない原因はカットの影響もあります。
まず、4Cの影響する項目としてカットの他にクラリティやカラーもありますが、4Cで最も影響のあるカットに絞って解説します。実は、カットの最高グレードであるエクセレントカットもグレード内の品質は千差万別です。
例えば、形(カット、シンメトリー)や仕上げ(ポリッシュ)に誤差が生まれてしまい、全反射とまでは難しく95%前後にまで下がってしまいます。つまり、この数%でさえもキラキラと輝くかどうかに影響してしまいます。
ここでは、ブリリアントカットを想定していますが、キラキラと輝きが美しいプリンセスカットなども同じ理由が挙げられます。一方で、キラキラよりも透明感を楽しむローズカットなどは趣向が異なります。
キラキラしないダイヤも魅力的
キラキラしないダイヤに今、注目が集まっています。
世界中でキラキラしないダイヤがトレンドとなっていて、スライスダイヤモンドを始めとしてナチュラルダイヤモンドなどの価値が高まっています。今までは、透明で内包物など欠点のないダイヤ以外は工業用して出荷されていました。しかし、人工的に欠点を取り除くより自然ありのままのダイヤにも魅力を感じ、まだ一部ではありますが日本でも少しずつ定着しています。
特に、アンティークジュエリー業界を筆頭にローズカットとの相性も抜群です。例えば、キラキラしないダイヤであれば華やかさに欠けてしまう一方で、落ち着いた印象を与えてくれるので普段使いにピッタリのダイヤです。
アンティークデザインが好きな方は、是非おすすめしたいローズカット。詳しくはこちらの記事で掘り下げて紹介していますので、併せてご覧ください。
あとがき
ダイヤがキラキラしない場合、着用頻度にもよりますが1ヶ月に1回だけ(毎日着用しているならば週に1回)でも自宅で洗浄してあげると目に見えて違いがわかります。
小まめなメンテナンスが愛着を生み、ジュエリーコレクションが育ってゆきます。逆に、滅多に使わないダイヤモンドジュエリーであれば、着用後に忘れずクリーニングしておく事で、キラキラは維持できます。